映画「となりのトトロ」に出てくる、黒くて丸い不思議な生き物。正体が気になって検索していませんか?

実は「まっくろくろすけ」の正体は、ススとホコリから生まれた「ススワタリ」という架空の妖怪なんです。
本記事を読めば、気になる「まっくろくろすけ」の正体や『千と千尋の神隠し』との違い、モデルになった生き物まで全てわかりますよ。
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【結論】まっくろくろすけの正体とは?
映画を見ていて「まっくろくろすけの正体って、いったい何なの?」と不思議に思った方も多いですよね。
このシーンで登場する小さな黒い生きものたち、実は『となりのトトロ』でメイとサツキが「マックロクロスケ」と呼んでいた不思議な生き物と同じ仲間です。カンタのおばあちゃんは「ススワタリ」と呼んでいました。
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 20, 2017
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まずは「まっくろくろすけ」の基本的なプロフィールや正体について、分かりやすくまとめてみました。
「まっくろくろすけ」は人間を襲うような怖い存在ではなく、古いお屋敷にひっそり暮らす、とっても愛らしい存在なんですよ。
作中では「ススワタリ」と呼ばれている
- カンタのおばあちゃんが「ススワタリ」と呼んでいた
- お父さんも昔の絵本に出てくる存在として知っていた
- サツキとメイが付けた愛称が「まっくろくろすけ」
サツキとメイが引っ越してきた古い家で出会った黒い影。おばあちゃんは「ススワタリ」という名前で呼んでいましたよね。
なので、「まっくろくろすけ」=「ススワタリ」なんです。
作中でお父さんが「絵本に出てくる」と話していたように、あの世界では昔から知られているポピュラーな妖怪なんです。

サツキとメイが「まっくろくろすけ」と親しみを込めて呼んだことで、私たちにもその名前がすっかり定着しましたね。
すすやホコリを表現した存在と考えられる理由
- メイが「まっくろくろすけ」を捕まえたとき、手には黒いススだけが残っていた
- 人が住み始めて掃除や換気をすると、いつの間にか引っ越してしまう
- 誰もいない古い家屋敷に溜まるホコリやススそのものを擬人化した存在
まっくろくろすけの正体は、生活の中で生まれる「ススやホコリ」そのものを表現したキャラクターだと考えられます。

メイちゃんが捕まえたシーンを覚えていますか?手を開くと、そこには真っ黒なススだけがついていましたよね。
人が住むようになって家の中に風が通り、綺麗に掃除されると、まっくろくろすけはスーッと姿を消して別の場所に引越していきます。
長年放置された家屋敷の静けさやホコリっぽさを、ジブリらしく温かい妖怪として描いた素敵な演出ですね。
おばあちゃんが語ったススワタリの特徴
- 妖怪だけど怖い存在ではなく、人間に危害を加えない
- 住んでいる人がニコニコしていれば、決して悪さをしない
- 家が明るく賑やかになると、自然と空へと逃げていく
お隣のおばあちゃんが語るススワタリの姿には、どこかホッとする優しさがあふれていますよね。
おばあちゃん曰く「ニコニコしていれば悪さはしない」とのことで、決して人間に害を与える怪異ではありません。

サツキやメイのように明るく笑う子どもたちがやってくると、驚いて退散してしまうのも可愛らしいポイントですよね。
古い家を守るようにひっそりと暮らし、新しい住人が来たらそっと去っていく、害のない温かい存在なのです。
『千と千尋の神隠し』のススワタリとの違い
実は『千と千尋の神隠し』にも同じススワタリが登場しますが、設定にいくつか違いがあります。
今夜9時から「千と千尋の神隠し」😆「となりのトトロ」にも出てくるマックロクロスケことススワタリさんも登場しますぅー🌟コンペイトウを嬉しそうに拾う姿が可愛いですぅ―😍#kinro #千と千尋の神隠し #となりのトトロ #マックロクロスケ #ススワタリ #ジブリ pic.twitter.com/KA6qN9u6r6
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 20, 2017
『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』作品の違いを箇条書きで比べてみましょう。
- トトロ: 手足はなく空中を浮遊する / 人が来ると逃げて引っ越す
- 千と千尋: 魔法で細い手足が生えている / 釜爺のもとで石炭を運ぶ仕事をする
- 食べ物: トトロでは描かれず / 千と千尋ではご褒美の金平糖を食べる
作品ごとの特徴を知ると、ジブリ映画を見るのがもっと楽しくなりますよね。
魔法によって手足が生えて仕事をしている
- 釜爺(かまじい)の魔法によって細い手足を与えられている
- 重たい石炭を一生懸命に運んでボイラーにべる仕事をしている
- 働かないと魔法が解けて、ただのススに戻ってしまう
『千と千尋の神隠し』に出てくるススワタリには、トトロの時にはなかった「細い手足」が生えています。
彼らは釜爺の魔法によって命を吹き込まれ、湯屋のお風呂を沸かすために石炭を運ぶお仕事を任されているんです。

一生懸命に重い石炭を持ち上げ、たまに潰されそうになりながら頑張る姿は、思わず応援したくなっちゃいますよね。
トトロの時よりも生活感が溢れていて、コミカルな動きがとってもキュートです。
金平糖を食べるシーンがある
- 仕事の合間にご褒美としてカラフルな金平糖をもらう
- 嬉しそうに両手で金平糖を抱えて食べる姿が描かれている
- トトロの作中では食べ物を食べるシーンは一切登場しない
千と千尋の作中では、リンちゃんが「ご飯だよ〜」とカラフルな金平糖をバラ撒く有名なシーンがあります。
ススワタリたちが小さな両手で金平糖を大事そうに抱え、大喜びで食べている姿は悶絶級の可愛さですよね。

トトロでは何を食べているのか不明でしたが、このシーンで「まっくろくろすけの主食は金平糖なの???」ってファンの間で話題になりましたよね。
甘い金平糖をもらって喜ぶ姿を見ると、彼らがより愛おしく感じられます。
トトロと千と千尋のススワタリは同じ存在なのか
- 公式から「同一の個体である」という明確な発表はない
- トトロのススワタリが魔法の世界へ行った姿という説もある
- ジブリ作品共通のファンサービスや世界観の表現と考えられる
「トトロのまっくろくろすけと、千と千尋のススワタリは同じなの?」と疑問に思う方も多いはずです。
結論から言うと、ふたりが全く同じ個体なのかどうかは公式から明確には明かされていません。

トトロでは古い家にいたススワタリが不思議な世界へ迷い込んで、魔法で手足をもらって働いている…なんて想像するとワクワクしますよね!
ジブリならではの遊び心と世界観の繋がりを感じさせてくれる、ファンにはたまらない演出です。
まっくろくろすけのモデルや鳴き声の裏話
まっくろくろすけの魅力的なデザインや独特な声には、実は知る人ぞ知る制作陣のこだわりが詰まっています。面白い裏話をまとめてみました。
- 姿のモデル: クモの仲間である「ザトウムシ」という実在の生き物か
- 鳴き声の原音: アフリカの先住民族「ピグミー族」の声
- 音の制作: 作曲家の久石譲さんが声を加工して合成
映画の裏側を知ると、作品に対する宮崎駿監督たちの情熱が伝わってきますね。
動きや姿のモデルは「ザトウムシ」なのか
- 「ザトウムシ」は豆粒のような丸い体に、針金のように細く長い脚が生えた節足動物
- 目がほとんど見えず、長い脚で前を探りながらワサワサと集団で動く
- 昔は「メクラグモ」とも呼ばれ、不気味だけどどこか不思議な姿をしている
まっくろくろすけのワサワサッとした独特の動き、実は実在する「ザトウムシ」という生き物がモデルなのでは?と言われています。
沢でアンモナイトを探していると必ずこの時期はサトウナミザトウムシが出てくる。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) August 7, 2024
このザトウムシは水に触れて生きている。
他のナミザトウムシと違って黒ジュラの黒い頁岩の色が移ったように腹が黒い。
そこが、とてもいい。 pic.twitter.com/Pp66TcOlCN
小さな丸い体に長い脚が生えていて、大群で押し寄せるように動く姿は、まさに劇中のまっくろくろすけそのもの。
現実の虫はちょっと苦手な方もいるかもしれませんが、あの不気味で不思議な動きをアニメーションに見事に落とし込んでいるのは流石ですね。

日常に隠れた生き物の観察から、あの魅力的なキャラクターが誕生したと思うと、宮崎駿監督の観察眼には脱帽ですね。
鳴き声はピグミー族の声を加工して作られた
- 「わきゃ!」「退却!」「あわ!」のように聞こえる独特な効果音
- アフリカのピグミー族が発した「あ」の発音素材を集めて作られた
- 作曲家の久石譲さんが音声を切り貼り・加工して制作した
まっくろくろすが「わきゃ!」と驚いて一斉に逃げ出すときの可愛い鳴き声、一度聞くと耳から離れませんよね。
あの声は声優さんではなく、アフリカのピグミー族の人々の「あ」という声を録音し、加工して作られた音声なんです。
音楽を担当した久石譲さんが試行錯誤を重ね、人間の声とも効果音ともつかない絶妙なサンプリング音を作り上げました。

耳に残る不思議な声があるからこそ、まっくろくろすけの存在感がより際立っているのですね。
まとめ:まっくろくろすけの正体とススワタリの違い
今回は『となりのトトロ』に登場する「まっくろくろすけ(ススワタリ)」の正体や、作品ごとの違いについて詳しく解説しました。
最後に重要ポイントをおさらいしてみましょう。
- 正体はススとホコリからできた妖怪で、人間に危害を加えることはない
- 人が住んで部屋が綺麗になると、自然とどこかへ引っ越していく
- 『千と千尋の神隠し』では魔法で手足が生え、金平糖が大好物になっている
- 動きのモデルは「ザトウムシ」ではと言われていて、鳴き声はピグミー族の声を加工したもの
まっくろくろすけは、誰もいない古い家屋敷の静けさや、子どもの頃に感じた「部屋の隅の暗がりへのワクワク感」を見事に表現したキャラクターです。
次に映画を見返すときは、ぜひ今回ご紹介した裏話や『千と千尋の神隠し』との違いに注目してみてくださいね。きっとトトロの世界がもっと愛おしく感じられますよ!
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