2025年8月5日からスタートする夏の甲子園、優勝候補はどこかをこれまでの試合をもとに徹底分析します!
夏の甲子園2025、どの高校が優勝するのか気になりませんか?

強豪校がそろう中で、「本当に強いのはどこか?」「注目すべき選手は誰か?」と思う方も多いはず。
2025年は低反発バットの影響で打撃戦が減り、守備や投手力の差が勝敗を分ける展開も予想されます。
本記事では、優勝候補とされる5校を高校野球ファンの視点で徹底分析し、注目選手や勝ち上がる理由までわかりやすく紹介していきます。
【夏の甲子園2025】優勝候補TOP5はここ!高校野球ファンが本音予想
2025年8月5日、球児たちの夢の舞台である夏の甲子園がついに開幕します!
地方大会の熱戦を勝ち抜いた強豪校の中で、深紅の大優勝旗を手にするのは果たしてどこなのか。
この記事では、長年の高校野球ファンである私が、地方大会の試合結果や戦いぶりを徹底分析。
「守備力」「投手力」「打線の破壊力」そして「チームの勢い」を総合的に判断し、優勝候補TOP5を本音で予想します!
- 智弁和歌山(和歌山)
- 健大高崎(群馬)
- 西日本短大附(福岡)
- 横浜高校(神奈川)
- 神村学園(鹿児島)
2025年の夏の甲子園の頂点に最も近いと予想するのは、あの「鉄壁の守備」を誇る伝統校。
その理由について詳しく分析・解説していきます!
優勝候補1位:智弁和歌山『鉄壁を誇る守備でリベンジ』
鉄壁の守備の力で勝ち上がってきた智弁和歌山は、2025年夏の甲子園でもっとも注目されるチームのひとつです。
和歌山大会では失点ゼロを重ねる安定した戦いぶりを見せ、優勝候補の中でも特に完成度が高いといえるでしょう。
エースの渡辺選手と、決勝で完封勝利をあげた宮口選手の2人がチームを支え、春の雪辱に燃える姿勢にも注目です。
智弁和歌山が本命の理由
智弁和歌山は、2025年夏の甲子園で「優勝最有力」と言われるにふさわしいチームです。
理由は大きく3つあります。
- 和歌山大会では失点「0」の試合を連発
- 5試合中4試合が完封勝ち(※試合結果は下の表をご参照ください)
- 失点のあった唯一の試合(3回戦)も、点差はついており不安なし
ラウンド | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|
2回戦 | 有田中央・貴志川・和歌山南陵 | 10 – 0 |
3回戦 | 和歌山工 | 7 – 3 |
準々決勝 | 市和歌山 | 7 – 0 |
準決勝 | 那賀 | 10 – 0 |
決勝 | 星林 | 2 – 0 |
【参考情報】Sportsnavi バーチャル高校野球
この守りの強さは、投手だけでなく守備全体の連携が取れている証です。
- 決勝のマウンドに立ったのは背番号11の宮口龍斗投手
- エース渡辺颯人投手は、決勝で1球も投げずに温存
全国では、エースが決勝で投げきって疲労したまま甲子園に入るチームも多い中、智弁和歌山は「エースを温存」できたことが大きな強みと言えます。
- 春のセンバツでは横浜に惜敗し、悔しい準優勝
- その借りを返すため、モチベーションは非常に高い
- 実力だけでなく、気持ちの強さも本命たる理由のひとつ
さらに、守備に目が行きがちですが智弁和歌山伝統の強力打線は健在で、地方大会の結果を見ても打線の強さは疑いようもありません。
このように、智弁和歌山は伝統の強力打線に加えて、あらたに「守備の安定感」「投手陣の余力」「リベンジの強い気持ち」という3つの要素を兼ね備えたチームです。
まさに、甲子園の優勝を狙える準備がすべて整った状態といえるでしょう。
注目選手にフォーカス!
智弁和歌山の守備の強さを支えているのは、2人のピッチャー。どちらも甲乙つけがたいほどの力があり、チームにとって要の選手です。
【宮口龍斗(みやぐち りゅうと)】
- 背番号11のピッチャー
- 和歌山大会の決勝で1人で投げぬき、相手に1点も取られなかった(完封)
- 2024年秋の大会では、6つの試合で合計13回を投げ、失点はゼロ
- ふだんは途中から投げることが多いが、どんな場面でも落ち着いたピッチングをみせる
【渡辺颯人(わたなべ はやと)】
- 背番号1のピッチャー(エース)
- 和歌山大会では、決勝に出ていないので、体がしっかり休められている
- コントロールが抜群
- チームの中心として、甲子園での登板が期待されている
宮口選手と渡辺選手について中谷仁監督は、2021年の夏の甲子園優勝チームに「匹敵する」と評しています。
力のあるピッチャーが2人いることで、
- 調子のよい方を出せる
- 無理に1人にまかせなくてすむ
- どんな相手にも合わせた戦い方ができる
と、智弁和歌山はどのチームよりも安定した試合はこびができると言っていいでしょう。
守備にすぐれたチームの中でも、とくに注目される理由はここにあります。
優勝候補2位:健大高崎 『機動力と剛腕の融合』
投手力と走力、この2つを高いレベルで兼ねそなえた健大高崎は、勝ち方を知るチームです。
エースの石垣投手を中心に、下重・佐藤の継投策も抜群で、守りの厚さは今大会トップクラス。
走塁でも相手にプレッシャーをかけ続け、接戦にも強さを見せます。
2024年夏の甲子園の悔しさをバネに、2025年は大きく躍進する可能性があります。
なぜ健大高崎は負けないのか
健大高崎の試合を見ていると、「勝ち方を知っているチーム」だと感じます。
守りの固さと走塁の鋭さ。その両方がそろっているからです。
群馬大会では、決勝以外の4試合すべてで完封勝ちを記録しました。
ラウンド | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|
2回戦 | 藤岡中央 | 5 – 0 |
3回戦 | 前橋工 | 7 – 0 |
準々決勝 | 利根商 | 10 – 0 |
準決勝 | 東農大二 | 12 – 0 |
決勝 | 前橋育英 | 4 – 3 |
【参考情報】Sportsnavi バーチャル高校野球
数字だけを見ると圧倒的ですが、注目すべきは決勝戦での接戦です。
前橋育英との一戦は、ギリギリの場面が何度もありました。
それでも勝てたのは、
- エースの石垣投手だけに頼らず、下重・佐藤の両投手と継投策を使い分けた
- 守りが崩れても、走塁とバントで少ないチャンスをものにする攻撃があった
- チーム全体が試合の流れを読み、冷静に判断していた
だからと言えるでしょう。
特定の選手に依存せず、全員で勝つ。これが健大高崎のスタイルです。
2024年は夏の甲子園で2回戦敗退という悔しい結果でしたが、その経験をもとに2025年は一段とチームが引き締まっています。
どんな相手にも勝つことができるチーム。そう感じさせる安定感があります。
Wエースが甲子園を支配する?
健大高崎が強い最大の理由は、投手の質と人数です。
中心はもちろん、エースの石垣元気投手。
石垣元気投手は群馬大会で、最速155キロを記録するストレートに加え、変化球の切れも見せつけました。
そして何より、試合中の落ち着きがすばらしい。どんな場面でも慌てず、試合の流れを自分のものにできる投手です。
プロのスカウトからも注目される理由はここにあります。
しかし、石垣投手だけで終わらないのが健大高崎の恐ろしさです。
さらに注目すべき2人の投手
- 下重賢慎投手(左投):145キロ超のストレートが持ち味
- 佐藤龍月投手(右投):リリースが見づらく、打者がタイミングを取りにくい
石垣投手をあわせた3人の投手を、相手打線や試合展開に合わせて自在に使い分けることができるのが、健大高崎の最大の強み。
たとえば、先発で石垣、6回から下重、ピンチで佐藤…といったように、状況に応じて最善の一手を打てるのです。
また、投手に負担がかかりすぎないのは、健大高崎が「走れるチーム」だからです。
守って、走って、少ないチャンスで点を取る。だから、1点のリードがとても重たく感じられる試合展開になります。
高校野球は投手力で勝敗が決まることが多いですが、健大高崎はその土台がしっかりしています。
加えて、投手依存ではない足を使った積極的な走塁と、相手にプレッシャーをかけ続ける攻撃で得点を奪うシステムを確立しいることも他校と一線を画しているポイントと言っていいでしょう。
石垣投手が調子をキープすれば、甲子園で勝ち進む姿もじゅうぶんに想像できます。
優勝候補3位・西日本短大附『九州最激戦区が生んだ爆発的打線』
福岡の超激戦区を勝ち抜いた西日本短大付は、爆発力のある打線と安定した投手陣を武器に甲子園に乗り込みます。
とくに決勝で見せた一気の攻めは圧巻で、流れを一瞬で変える破壊力。
チームの中心となる山下選手の勝負強さにも注目が集まり、全国の強豪と互角に戦える実力がうかがえます。
波乱を起こすと予想する理由
西日本短大付は、超激戦区・福岡を勝ち抜いたチームです。
注目を集めたのは、全国区の強豪・九州国際大付との決勝戦です。
多くの人が接戦を予想していましたが、ふたを開けてみると10対1の圧勝でした。
九州国際大付との決勝戦で見せた「爆発力」こそが、西日本短大付の最大の武器です。
試合序盤の1回・2回だけで7点を取るなど、1イニングで試合の流れを一気に変える攻撃が、西日本短大付の持ち味。
これは「ビッグイニング型」の野球と呼ばれ、相手投手が少しでもリズムを崩すと、一気に畳みかけるスタイルです。
ラウンド | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|
2回戦 | 八幡 | 11 – 1 |
3回戦 | 筑紫 | 10 – 0 |
4回戦 | 福岡第一 | 5 – 4 |
5回戦 | 飯塚 | 3 – 2 |
準々決勝 | 東筑 | 7 – 0 |
準決勝 | 福岡工 | 6 – 2 |
決勝 | 九州国際大付 | 10 – 1 |
【参考情報】Sportsnavi バーチャル高校野球
福岡での厳しい経験は、甲子園のプレッシャーにも耐えられる「自信」となっているはずです。
個人的にも、福岡大会を勝ち上がった時点で、全国でも上位に入る力はあると感じています。
この選手がカギを握る!
西日本短大付の試合を見ると、まず目に入るのが強力な打線です。
その中心にいるのが、捕手の山下航輝(やました こうき)選手です。
山下選手は、去年の決勝でも今年の決勝でも本塁打を打っている「勝負強い打者」です。
チャンスで1本が出せるタイプの選手で、相手にとって最も嫌な打者とも言えるでしょう。
また、打線全体がよく振れていて、長打を打てる選手が何人もいます。
打順に切れ目がなく、1番から9番まで誰でも点につながる力を持っているのが大きな強みです。
投手陣にも注目です。エースは右の中野琉碧(なかの るい)投手。
そして、左投手の原綾汰(はら りょうた)投手も安定したピッチングを見せます。
福岡大会ではこの2人が中心となって投げ、全体で6試合を通じて失点はわずか4点でした。
打線が目立つチームですが、この失点の少なさを見ると、守備力にも安定感があることがわかります。
打って良し、守って良しのバランスが取れたチームです。
日本ハムの新庄監督の母校として注目されており、話題性も抜群です。
山下選手のような「勝負を決める1本」を打てる選手がいることで、強豪校との接戦にも勝てると感じています。
優勝候補4位:横浜高校 『歴史的偉業に挑む、揺るぎなき王者』
春のセンバツを制し、満を持して乗り込む横浜高校。
神奈川大会では強豪を次々となぎ倒し、逆転劇やコールド勝ちも含めてその実力を証明しました。
投打ともに隙がなく、特に阿部・奥村の両選手を中心にした戦力は甲子園でも驚異となるでしょう。
反面、序盤に失点する展開も目立ち、本番での修正力がカギとなりそうです。
圧倒的な地力と伝統を武器に、春夏連覇への期待が高まっています。
なぜ横浜は絶対的王者と呼ばれるのか
横浜高校が「絶対的王者」と言われる理由は、歴史と実績の厚み、そして現在の戦力の充実ぶりにあります。
春のセンバツで全国制覇し、神奈川大会でも逆転劇を重ねて勝ち上がる姿は、まさに王者の貫禄です。
特くに注目されるのは、以下の3点です。
- 神奈川の激戦を勝ち抜いた精神力
- センバツ王者としての経験と自信
- 投打ともにバランスの取れた選手層
ラウンド | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|
決勝 | 横浜 11 – 3 | 東海大相模 |
準決勝 | 横浜 4 – 3 | 立花学園 |
準々決勝 | 横浜 5x – 4 | 平塚学園 |
5回戦 | 横浜 9 – 1 | 藤嶺藤沢 |
4回戦 | 横浜 4 – 0 | 慶應義塾 |
3回戦 | 横浜 7 – 0 | 川崎北 |
2回戦 | 横浜 16 – 0 | 荏田 |
【参考情報】Sportsnavi バーチャル高校野球
特筆すべきは、準々決勝の平塚学園戦。
9回裏、ツーアウトから主将・阿部が放ったサヨナラ打は、「どんな場面でも勝ち切る力」があることの証です。
さらに、準決勝では奥村が2本の本塁打を放ち、打線の破壊力も見せつけました。
こうした逆転勝ちが多いことは、精神的な粘り強さがある証拠ですが、裏を返せば序盤の失点が多いともいえます。
だからこそ、王者でありながら「油断できないチーム」でもあるのです。
しかし、選手層の厚さと経験の豊富さを活かせれば、春夏連覇も夢ではありません。
横浜が持つ「勝負どころでの底力」は、他校にはない最大の武器です。
横浜の注目はこの2人!
横浜高校で注目すべき選手は、主将・阿部葉太選手と4番・奥村頼人選手の2人です。
この2人がチームの攻撃の中軸を担い、攻守ともに横浜の強さを象徴しています。
【阿部葉太選手(キャプテン・内野手)】
- ノーステップ打法で広角に安打を打つ技術派
- 大舞台に強く、勝負所で結果を出せる選手
- チームをまとめる精神的支柱
阿部は、準々決勝でのサヨナラ打のように、プレッシャーのかかる場面でも力を発揮できるタイプです。
打撃だけでなく、守備でも安定感があり、チームに安心感をもたらします。
【奥村頼人選手(投手兼外野手・4番打者)】
- パワー型の長距離砲で、神奈川大会準決勝では2打席連続本塁打
- 投手としても登板し、試合展開を左右できる
- 攻守においてインパクトのある存在
この2人がいることで、横浜は安定感と爆発力を両立しています。
優勝候補5位:神村学園 『 南国のエリート軍団』
神村学園は、南国・鹿児島から毎年のように甲子園へ出場してくる常連校です。
強力な打線と速球派エースの両方を持ち合わせたバランスの良さは、全国の強豪校も警戒するレベル。
2025年も注目の2人を中心に、どんな相手にも引けを取らない戦いが期待されます。
神村学園が強豪校から恐れられる理由
神村学園は、強豪ぞろいの九州の中でも特に目立つ存在です。
毎年のように甲子園に出場し、今では全国優勝を本気で狙える学校になっています。
鹿児島大会では、全6試合のうち5試合でコールド勝ち。
とくに決勝戦では、15点を取って相手をねじ伏せる試合を展開。
これだけ点を取れるチームは、全国でも数えるほどしかありません。
ラウンド | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|
決勝 | れいめい | 15 – 6 |
準決勝 | 鹿児島城西 | 8 – 1(7回コールド) |
準々決勝 | 鹿屋中央 | 7 – 0(7回コールド) |
4回戦 | 出水中央 | 10 – 0(5回コールド) |
3回戦 | 鹿児島商業 | 9 – 2(7回コールド) |
2回戦 | 鹿児島南 | 12 – 0(5回コールド) |
【参考情報】Sportsnavi バーチャル高校野球
神村学園の強さの理由は
- 打線がとにかく元気。序盤から点を取りにいく姿勢がはっきりしている
- 150キロを超える速球を持つエース・早瀬朔がいる
- 遊撃手で主将の今岡拓夢が打って守って引っ張る
- 「打って勝つ」だけでなく「守って勝つ」試合もできる
と言えるでしょう。
強力な打線と、エースの力。
この2つを持ち合わせているからこそ、どんな相手でも「神村学園とはできれば当たりたくない」と言われるのです。
絶対見てほしい注目選手は?
神村学園には全国の高校野球ファンが注目する2人の選手がいます。
試合をひっくり返す力を持つこの2人が、2025年の甲子園でもカギを握ります。
【エース・早瀬朔(はやせ さく)投手】
- 185センチの長身から投げるストレートは150キロを超える
- 鹿児島大会では1点も許さないイニングも多く、安定感がある
- プロのスカウトも注目
- 相手打線を抑えると、味方の打線が勢いに乗る
【主将・今岡拓夢(いまおか たくむ)選手】
- 遊撃手で主将。守備の要でもあり、打撃でも中心
- 決勝戦では4安打4打点の大活躍
- チームを落ち着かせ、リズムを作る力がある
- 1年生のときから全国で知られていた実力者
この2人が本来の力を出せれば、神村学園はどんな強豪校とも互角以上に戦えるでしょう。
早瀬投手の投球と今岡選手の打撃・守備に注目です。
【番外編】もう1校あるとしたら?注目のダークホース
優勝候補の5校に注目が集まる一方で、番狂わせを起こす「ダークホース」たちにも注目が必要です。
トーナメント制の甲子園では、一つの勢いが流れを変えることも多く、予想外の展開が起こることも少なくありません。
2025年の大会でも、優勝候補にあがっていないチームが下剋上を狙って虎視眈々とチャンスをうかがっています。
153校がしのぎを削る兵庫大会を制したのが東洋大姫路。
決勝では、全国でも有名な報徳学園を7-6で下しました。
最終回に1点差に迫られながらも逃げ切ったあの勝負強さは見事。
名将・岡田龍生監督のもとで鍛えられたチームは、細かな作戦や機動力を武器に試合を組み立てるタイプです。
打線に爆発力こそありませんが、手堅く点を重ねるスタイルが持ち味。
気になるのはエースの調子。地方大会では試合ごとに出来の差があり、甲子園で安定して投げられるかが勝ち進むカギになりそうです。
大谷翔平、菊池雄星といったスターを育てた花巻東も見逃せません。2025年のチームも強力です。
中でも注目は、2年生ながら4番を打つ古城大翔(こじょう・ひろと)選手。
岩手大会では打率.524・9打点と大活躍。決勝では盛岡大付に8-4で勝利し、力のある打線を見せました。
投手陣も層が厚く、複数の投手で継投するスタイルが確立されています。
守備のミスも少なく、堅実な野球をする印象です。
2年生が主軸ということで、来年に向けての期待も高まりますが、2025年の大会でも旋風を巻き起こす可能性は十分です。
夏に強いことで知られる聖光学院も注目の1校です。
地方大会準決勝では6-5という接戦を制しており、勝負どころでの集中力と経験の差を感じさせるチームです。
特に注目なのが捕手・仁平大智選手。
福島大会では打率.538をマークし、守備面だけでなく打撃面でもチームを引っ張る存在です。
リードのうまさと肩の強さもあり、守りの要として信頼されています。
エースを中心とした守りの野球を基本としながらも、打線にもつながりがあり、大きな大会でも粘り強く戦えるチームです。
優勝候補以外にも実力を持ったチームは数多く存在します。
甲子園では、勢いや試合展開によって流れが大きく変わるため、どのチームが勝ち上がってもおかしくありません。
2025年の大会も、ダークホースによる下剋上が起こるかどうか、最後まで目が離せませんね。
まとめ:あなたはどの高校が優勝すると思いますか?
2025年夏の甲子園は、実力校がひしめく激戦の舞台です。
注目の5校
- 智弁和歌山(和歌山)
- 健大高崎(群馬)
- 西日本短大附(福岡)
- 横浜高校(神奈川)
- 神村学園(鹿児島)
に加え、ダークホースたちも虎視眈々と優勝を狙っています。
どの高校が頂点に立つのか?それは、試合の流れや当日のコンディション、そして一球一打の勝負強さにかかっています。
守り勝つチームが勝ち上がるのか、それとも打ち勝つチームが勢いに乗るのか。
あなたの応援するチームがどんな戦いを見せてくれるのか、想像するだけで胸が高鳴りますね。
2025年の夏も、甲子園から目が離せない熱戦が続きそうです。