青山学院大学・石川浩輝選手の経歴やこれまでの成績、自己ベストについて詳しくご紹介します。
第102回箱根駅伝、王者・青山学院大学に衝撃が走りました。
復路のスタートを飾る最重要区間「6区」に、なんと1年生の石川浩輝選手が大抜擢されたのです。

前回大会で区間新を記録した野村昭夢選手の穴を埋めるのは、一体どんな選手なのでしょうか?
石川浩輝選手の経歴やこれまでの成績や、原晋監督が認めた驚異の「下り適性」まで、Wikiより詳しく徹底分析します!
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石川浩輝【wiki経歴】
箱根駅伝ファンの間でもまだ情報が少ない、青学のニューヒーローの素顔に迫ります。

基本情報
まずは石川選手の基本的なプロフィールを確認しましょう。
- 氏名: 石川 浩輝(いしかわ こうき)
- 所属: 青山学院大学 総合文化政策学部 1年
- 出身地: 埼玉県(高校は長野県へ留学)
- 身長/体重: ※公式発表待ちですが、長距離選手らしい絞られた体型です
- 座右の銘: 「一歩一歩確実に」
特筆すべきは座右の銘です。
「一歩一歩確実に」という言葉からは、派手なパフォーマンスよりも、着実な積み重ねを重視する「職人肌」な性格がうかがえます。
一瞬の判断ミスが命取りになる山下りの6区において、この冷静沈着なメンタリティは最大の武器になるでしょう。
出身中学はどこ?
石川選手のルーツは埼玉県にあります。出身中学は、
さいたま市立原山中学校
です。
中学時代からすでにその才能の片鱗を見せており、3年時には「全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)」の男子1500mに出場しています。
当時は予選敗退という結果で、決して中学最強のランナーではありませんでした。
しかし、トラック勝負よりもロード(駅伝)で強さを発揮するタイプで、埼玉県駅伝競走大会では1区で区間記録を樹立しています。
「ロードの鬼」としての適性は、この頃からすでに開花していたのです。
名門・佐久長聖高校時代に全国優勝
中学卒業後、石川選手は親元を離れ、長野県にある高校駅伝の超名門・佐久長聖高校へ進学しました。
ここで石川選手は「高校駅伝界のレジェンド」となります。

特に注目なのが、3年生で迎えた2023年の全国高校駅伝(都大路)です。
石川選手は優勝決定のアンカーである7区を任されました。
プレッシャーのかかる最終区間で、石川選手は見事に区間賞(14分05秒)を獲得。
チームを2時間01分00秒という大会新記録での優勝に導きました。
「優勝がかかる場面で、単独走でもタイムを伸ばせる」という強心臓ぶりは、まさに箱根駅伝向きと言えます。
5000m・10000mの成績と自己ベスト
「山下り要員」と聞くと、平地のスピードはどうなのか気になりますが、石川選手はスピードも一級品です。
高校時代の記録
高校時代、石川選手は
1500m:4分00秒30
というスピードを持っていました。

長距離だけでなく、中距離も強いということが分かりますね。
そして高校3年生の都大路のアンカー(5km)を14分05秒で走破。
これは、かつて佐久長聖の先輩である佐藤清治選手が出した伝説の記録にあと1秒と迫る、歴代トップクラスのタイムでした。
大学入学後の記録
大学入学後、青学のメソッドでトレーニングを積んだ石川選手はさらに進化しました。
2025年9月に行われたU20日本選手権では、
5000m:13分48秒21(自己ベスト)
をマーク。
高校時代のベストを一気に11秒以上も更新したのです。

箱根駅伝の6区は、山を下りきった後に「平地のラスト3km」が待っています。
ここでタイムを落とさないためには13分台のスピードが必須条件と言われていますが、石川選手はその基準を1年生にして完全にクリアしているのです。
青学1年で箱根駅伝6区に大抜擢の2つ理由
なぜ、経験豊富な上級生ではなく、1年生の石川選手が「聖域」とも言える6区に選ばれたのでしょうか?
理由⓵:野村昭夢にひけをとらない下り適性
最大の理由は、圧倒的な「単独走への強さ」と「下り適性」です。
前回大会で区間新記録を出した野村昭夢選手(元4年)は「下りの神」と呼ばれました。
ですが、石川選手もまた、高校時代から「前を走るランナーがいなくても、自分のリズムで淡々とペースを上げる」ことが得意でした。

都大路のアンカーで見せた走りは、まさに箱根6区のシミュレーションのように思えますね。
原監督は、石川選手の走りを見て、「小野田勇次(現トヨタ紡織・青学OBで4年連続6区好走)」の再来を感じ取った可能性が高いです。
理由②:原監督からの高い評価と厚い信頼
原晋監督は常々、「スピードと距離の両輪」を育成方針に掲げています。
1年生ながら夏合宿を乗り越え、9月に自己ベストを更新した石川選手の「タフさ」と「成長曲線」を、指揮官は高く評価していることでしょう。
また、今回の起用には「向こう3年間、山下りは石川に任せる」という長期的な育成プランも見え隠れします。
かつての小野田選手のように、1年生から6区を経験させることで、絶対的な「復路の守護神」へと育て上げる狙いがあるのでしょう。
まとめ
石川浩輝選手は、単なる「新人」ではありません。
佐久長聖高校で全国優勝のゴールテープを切った勝負強さと、大学入学直後に5000m13分台を叩き出したスピードを兼ね備えた、即戦力のアスリートです。
原晋監督が「山下りのスペシャリスト」として送り出すその背景には、先輩・小野田勇次選手や野村昭夢選手に続く、新たな「青学の6区職人」を育て上げるという壮大なプランが見え隠れします。
復路のスタート直後、朝の冷気の中で彼がどんな走りを見せるのか。
最大のライバルである駒澤大・伊藤選手とのマッチアップを含め、第102回箱根駅伝の6区は一瞬たりとも目が離せません。
新しい「山の神」候補が誕生する瞬間を、ぜひその目で見届けましょう。


