囲碁のプロ棋士・一力遼(いちりき りょう)さんのケタ違いの年収について、囲碁の賞金額から新聞社の取締役の役員報酬額まで、詳しくご紹介します。
「囲碁界の若き帝王」でありながら「新聞社の取締役」。
そんな異色の経歴を持つ一力遼さんの年収が、2026年現在、とんでもないことになっています。
2024年の賞金ランキング1位に続き、2025年は世界一のタイトルも獲得。結論から言うと、その総額は数億円規模です。
この記事では、囲碁の賞金、役員報酬、そして将棋の藤井聡太さんとの比較まで、その驚愕の懐事情を徹底解剖します。
19年の沈黙を破り
なぜ彼は頂点に立てたのか?
困難を「栄光」に変える
「絶対王者の思考法」をインストール
【結論】一力遼の年収は総額で○○億円超え!
まずは誰もが一番知りたい「結論」からお伝えします。
本業である囲碁の賞金と、会社役員としての報酬を合算すると、その金額は日本のボードゲーム界でもトップクラスの数字になります。
2026年1月時点でのリサーチによると、一力遼さんの2025年度(2025年1月〜12月)における推定年収の総額は、なんと
1億7000万円〜2億円
のレンジに達していると試算されます。
この金額は、単に国内の囲碁大会で勝っただけではありません。
ここには大きく分けて3つの収入の柱が存在しています。
- 国内棋戦での賞金
- 国際棋戦での賞金
- 河北新報社の取締役としての役員報酬
一つ目は、「国内棋戦での圧倒的な賞金」です。
一力さんは現在、棋聖・名人・王座・天元・本因坊という「五冠」を保持しており、これだけで軽く1億円を超えています。
二つ目は、「国際棋戦での賞金」です。
19年ぶりとなる日本人の快挙、世界大会「応氏杯(おうしはい)」での優勝賞金が加わることで、年収が一気に跳ね上がりました。
そして三つ目が、他のプロ棋士にはない「河北新報社取締役としての報酬」です。
これらを合算した結果、2024年の確定実績である約1億2,000万円を大きく上回り、2025年はキャリアハイの年収を叩き出しているのです。
まさに「盤上の覇者」にして「経営の要衝」という、前例のないハイブリッドな稼ぎ方と言えるでしょう。
一力遼の囲碁の年収・獲得賞金はいくら?
ここからは、年収の大部分を占める「囲碁の賞金」について詳しく見ていきます。
2024年の確定した実績から、世界一となった2025年の推定額まで、その驚くべき内訳を深掘りします。
2024年の獲得賞金
まずは確定情報である2024年の実績から見ていきましょう。
日本棋院より発表された2024年の賞金ランキングにおいて、一力遼さんは堂々の第1位に輝いています。
獲得賞金総額は、1億2181万円

最高賞金額を誇る「棋聖(4300万円)」の防衛に加え、「天元」「本因坊」の防衛、そして「名人(3000万円)」の奪取による賞金が含まれています。
タイトル戦の賞金合計だけで約9350万円にのぼりますが、残りの約2800万円は「対局料」などで稼いだ計算になります。
トップ棋士は勝っても負けても高額な対局料が入るため、これが安定収入の基盤となっているのです。
2025年の獲得賞金
続いて、五冠を達成した2025年の推定賞金です。
結論から言うと、2025年は国内棋戦だけでも
約1億3750万円
に達すると見られています。
2025年3月には井山裕太さんとの激闘を制して「棋聖」を4連覇(4,300万円)。
さらに秋には「名人」を防衛(3000万円)し、年末には新たに「王座」を奪取(推定1400万円)しました。

「天元」「本因坊」もしっかり防衛しており、まさに国内無敵の状態なんです。
応氏杯優勝で賞金が爆増
2025年の年収を語る上で絶対に外せないのが、国際棋戦「第10回応氏杯」での優勝です。
これは「囲碁界のオリンピック」とも呼ばれる4年に一度の大会で、優勝賞金はなんと
40万ドル(現在のレートで約5800万円〜6000万円)。
この賞金が加算されることで、一力さんの年収は国内だけの時とは比べ物にならないほど「爆増」しました。
まさに外貨を稼ぐトップアスリートです。
2026年LG杯の賞金額とは
さらに2026年1月、一力さんは別の世界大会「第30回LG杯 世界棋王戦」でも決勝に進出しています。
惜しくも優勝とはならず準優勝に終わりましたが、
準優勝賞金額は1億ウォン(約1100万円)。
もしこの大会で優勝していたら、優勝賞金は3億ウォン(約3300万円)を手にするはずだったので、いずれにせよケタ違いです。
プロ囲碁棋士の平均年収と比較
ちなみに、一般的なプロ囲碁棋士の平均年収は数百万〜1000万円程度と言われています。
トップ層とそれ以外では、実に10倍〜20倍以上の格差があるのが厳しい勝負の世界の現実です。
一力さんの「億越え」がいかに別格であるかが分かりますね。
河北新報社の取締役の収入(役員報酬)はいくら?
一力遼さんが他の棋士と決定的に違う点、それは「新聞社の取締役」という顔を持っていることです。
対局賞金とは全く性質の異なる、この「役員報酬」について見ていきましょう。
会社規模から推定する役員報酬額
一力遼さんは、2024年3月に実家である「河北新報社」の取締役に就任しています。
河北新報は東北地方を代表する有力紙であり、その規模や創業家という立場を考慮すると、一般的な平取締役以上の待遇である可能性が高いです。
地方有力紙の役員報酬相場などから推測すると、その金額は
年間1500万円〜1800万円
程度ではないかと見られています。
囲碁の賞金は「勝たなければゼロ」という完全実力主義の変動収入ですが、役員報酬は毎月決まって支払われる「固定給」です。
この安定した基盤があるからこそ、一力さんはプレッシャーのかかる大勝負でも大胆な手が打てるのかもしれませんね。
新聞記者から取締役になるまでの給料の推移
一力さんは最初から役員だったわけではありません。
大学卒業後は、河北新報社の「記者」として入社し、東京支社編集部で実際に記事を書いていた時期もありました。
当時は一般的な新聞記者の給与(年収600万〜800万円程度)を受け取りながら、プロ棋士としての賞金も稼ぐという生活でした。

そこから編集局次長などを経て、2024年に経営陣である取締役へ昇進しています。
それに伴い、給与体系も「社員給与」から「役員報酬」へと切り替わり、金額も大幅にアップしたと考えられます。
将棋の藤井聡太と比べて稼ぎはどっちが上?
「囲碁の一力遼」と「将棋の藤井聡太」。
日本の2大ボードゲームの頂点に立つ二人は、一体どちらが稼いでいるのでしょうか?
賞金構造の違いと最新データから比較します。
囲碁界と将棋界の賞金規模の違い
まず、一力遼さんと藤井総太さん二人の2024年の確定賞金を比較してみましょう。
- 一力遼(囲碁):1億2181万円
- 藤井聡太(将棋):1億7556万円
2024年の実績だけを見れば、藤井聡太さんの方に軍配が上がります。
将棋界は「竜王戦」の優勝賞金が4400万円と高額であるほか、全般的に国内棋戦のスポンサー契約金が高い傾向にあります。

ですが見逃せないのが、囲碁界には将棋界にはない「国際棋戦」という世界大会があることです。
一力さんが優勝した応氏杯のように、世界大会では一発で数千万円の賞金が入るため、活躍の舞台が世界に広がれば広がるほど、囲碁棋士の収入には爆発力が生まれます。
ぶっちゃけ稼いでるのはどっち?
では、2025年〜2026年の最新状況ではどうでしょうか。
藤井聡太さんは、賞金に加えて数社とのCM契約があり、広告収入を含めた総年収は3億円規模と言われています。
この「広告塔」としての収入を含めると、やはり藤井さんがリードしています。
しかし、「盤上の賞金」と「本業(役員)」の合計だけで見れば、2025年の一力さんは総額2億円近くに達しており、藤井さんの賞金額(約1.8億円前後)を猛追、あるいは逆転している可能性があります。
藤井さんが「国内賞金+CM」の王道スターなら、一力さんは「国内賞金+国際賞金+役員報酬」という実業家のようなハイブリッド・ポートフォリオを築いています。
稼ぎ方のスタイルが全く異なる二人のライバル関係は、今後も目が離せません。
まとめ
この記事では、囲碁界のトップランナーであり、新聞社の経営者でもある一力遼さんの驚愕の年収について解説しました。
2026年1月現在、一力遼さんの賞金や収入を見ていくと
- 2024年の確定賞金は1億2181万円でランキング1位。
- 2025年は「五冠達成」と「応氏杯優勝」により、総年収は1.7億円〜2億円規模に到達したと推測される。
- ここには河北新報社の「取締役報酬(推定1500万円以上)」も含まれており、盤石の収入源となっている。
- 将棋の藤井聡太と比較しても、LG杯などの国際棋戦の成果次第では多額の賞金を得て金額で上回る可能性がある。
一力遼さんは、単に強い棋士という枠を超え、世界で戦い、会社を経営する「日本で最も稼ぐボードゲーマー」の一人となりました。
LG杯の結果も含め、2026年もさらなる活躍が期待できそうです!

