女子フィギュアスケートの坂本花織選手がプロレスラーのように足が太くフィジカルが強い理由と、演技にどう影響するかを詳しくまとめました。
ミラノオリンピックでの坂本花織選手の演技、本当に圧巻でしたよね。
テレビの前で「えっ、フィギュアスケート選手ってこんなに力強いの?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。

検索窓に思わず「プロレスラーみたい」と入れてしまったその気持ち、わからなくもないです。
でも、その「強そうな体」こそが、坂本花織選手が世界女王である最大の理由なんですよ。
この記事では、「プロレスラーみたい」とも言われる坂本花織選手のフィジカルの強さの秘密、実は演技や表現に素晴らしい影響を与えていることについて、詳しく解説していきます。
坂本花織がプロレスラーみたいと言われる3つの理由
坂本選手の演技を見ていると、他の選手とは一線を画す「迫力」を感じますよね。
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— オリンピック (@gorin) February 8, 2026
フィギュアスケート団体戦 女子シングル・フリー終えた坂本花織選手⛸️ pic.twitter.com/RVMUmg35OH
なぜ坂本選手だけがこれほどまでに「プロレスラーみたい」と形容されるのか、その理由を彼女の体のパーツごとか見ていきましょう。
理由1:上半身の演技を支える腕の筋肉と背中の厚み
まず目がいくのは、衣装の上からでも分かるしっかりとした上半身の筋肉かもしれません。
特に背中や二の腕のたくましさは、一見するとフィギュアスケートの繊細なイメージとは結びつかないように感じてしまうこともありますよね。

でも、この筋肉にはとても大切な役割があるんです。
フィギュアスケートは、高速で回転したり、スピンで遠心力に耐えたりする競技です。
もし上半身が華奢すぎると、回転の遠心力に負けて軸がブレてしまうんですね。
坂本選手のあの厚みのある背中は、激しい動きの中でも決してブレない「体幹の強さ」そのものなんです。
まるで鎧のように彼女の体を守り、安定した演技を支えていると考えると、あの背中がとても頼もしく見えてきませんか?
理由2:リンク映えするガッチリとした肩幅
次に注目したいのが、坂本選手の肩幅です。

「肩幅が広いと衣装が似合わないのでは?」なんて心配される声も聞きますが、実は逆なんです。
広いリンクの上では、華奢な体つきだとどうしても存在感が薄れてしまいがちです。
一方で、坂本選手のようにガッチリとした肩幅があると、遠くの客席やテレビ画面越しでも、その姿が大きく、堂々と映ります。
特に坂本選手が得意とするダイナミックな曲調のプログラムでは、この肩幅が演技に「威厳」や「力強さ」を与え、見る人を圧倒するパワーを生み出しているんですよ。
坂本選手がリンクに立つだけで場の空気が変わるのは、この恵まれた骨格のおかげでもあるんですね。
理由3:圧倒的なスケーティングを生む足の筋肉量
そして一番の理由は、やはりあの大腿部の筋肉でしょう。「足が太い」というのは、彼女にとっては最高の褒め言葉かもしれません。

坂本選手の太ももやふくらはぎの筋肉は、ただ太いだけではありません。
氷を力強く蹴り出し、トップスピードに乗るための「高性能なエンジン」なんです。
一般的な選手が何回も氷を漕いで加速するところを、坂本選手はたった一蹴りでリンクの端まで滑っていってしまいます。
あの爆発的なスピードと、氷に吸い付くような滑らかなスケーティングは、この並外れた筋肉量がなければ絶対に実現できないものなんですよ。
【分析】短足という噂は演技評価に影響はあるのか?
「プロレスラーみたい」という声と同時に、「少し足が短く見えるかも?」なんて噂も耳にすることがあります。
スタイルが重視されるフィギュアスケートにおいて、それは不利にならないのでしょうか。
【結論】短足ではない:筋肉のつき方が与えている誤解
結論から言うと、決して足が短いわけではないんです。
ただ、先ほどお話ししたように筋肉がものすごく発達しているため、横への張り出しが大きく、視覚的にどうしても太く短く見えてしまうという「目の錯覚」が起きているんですね。
それに、フィギュアスケートでは「重心の低さ」が実は大きなアドバンテージになります。

重心が低いと、深く膝を曲げてもバランスを崩しにくくなります。
坂本選手の代名詞である「ディープ・エッジ(体を大きく傾けて滑る技術)」は、この安定した土台があるからこそできる技。
たとえ「短足」と言われようとも、それが世界一の安定感を生んでいるなら、それは坂本選手だけの個性であり才能と言えるのではないでしょうか。
太い足こそ武器:力強いスケーティングの源泉
では、その「太い足」が実際の演技評価にどう影響しているのか、もう少し深掘りしてみましょう。
実は、近年のフィギュアスケート界では、この「太い足」こそが最強の武器として高く評価されているんです。
以下の表に、一般的な回転重視の選手と坂本選手の違いをまとめてみました。
| 特徴 | 一般的な軽量選手(回転型) | 坂本花織選手(パワー型) |
| ジャンプの飛び方 | 体を細くしてコマのように回る | 助走の勢いをそのまま高さに変える |
| ジャンプの軌道 | 真上に上がるイメージ | 大きな放物線を描く |
| 必要なもの | 軽さ・細さ | 筋力・パワー(重さ) |
| 着氷後の流れ | 止まりそうなことが多い | 加速して流れていく |
従来の女子フィギュアは、体を細く軽くして、空中でくるくると回る「回転重視」が主流でした。

でも、坂本選手のジャンプは違います。
圧倒的なスピードで助走し、そのエネルギーを太い足の筋肉で受け止めて、ドカン!と大きく跳び上がるんです。その飛距離はなんと6メートルにも達すると言われています。
物理の話になりますが、「力=重さ×スピード」ですよね。坂本選手のしっかりとした筋肉(重さ)とスピードが合わさることで、他の選手には真似できないダイナミックなジャンプが生まれます。
審判員もこの「雄大なジャンプ」に高い点数(GOE)をつけており、太い足は減点どころか、金メダルを獲るための最大の加点要素になっているんですよ。
海外から見た坂本花織の評価は?
日本では体型のことが話題になりがちですが、フィギュアスケートの本場である海外では、坂本選手はどう見られているのでしょうか。
実は、私たちの想像以上に「称賛の嵐」なんですよ。
海外解説者が絶賛する坂本花織の評価とは
海外の解説者たちは、坂本選手のことを「フィジカルモンスター」や「ダイナミック・クイーン」と呼んで手放しで絶賛しています。
例えば、アメリカのNBC放送で解説を務めるジョニー・ウィアーさんは、坂本選手の演技を見るたびに「Dynamic!(ダイナミックだ!)」と叫ぶのがお決まりになっています。

彼らが特に評価しているのは、やはりスケーティングの質。
「ひと漕ぎ(One push)」でリンクを支配するスピードや、ジャンプの着氷でブレーキをかけずに加速していく技術は、海外の専門家から見ても「異次元」なんです。
また、ヨーロッパの解説者も「どうやってあの体勢から着氷を堪えたんだ?これがチャンピオンの業だ」と、坂本選手の強靭な足腰が生むリカバリー能力に驚愕しています。
海外では「細い=美しい」という価値観よりも、「鍛え上げられたアスリートの体=美しい」という価値観が浸透しているため、坂本選手の体型はまさに「理想的なアスリート像」として尊敬を集めているんですね。
出場選手への愛あるリアクションで海外ファンから好感
そしてもう一つ、海外ファンをとりこにしているのが、坂本選手の愛すべきキャラクターです。
氷の上ではあんなに強くてカッコいい「戦士」のような顔をしているのに、演技が終わってキス・アンド・クライに座った途端、満面の笑みで変顔をしたり、驚いて固まったりしますよね。

この「ギャップ」がたまらない!と海外でも大人気なんです。
過去には、体重管理中に隠れてスムージーを飲んで中園コーチに怒られたエピソードなどが広まり、「なんて人間らしいんだ」「親しみが湧く」と愛されています。
また、2025年の世界選手権で連覇が途切れた際、優勝したアリサ・リウ選手を心から祝福して抱きしめた姿は「真のスポーツマンシップ」として世界中で称賛されました。
強くて、優しくて、ちょっと面白い。そんな坂本香織選手の人間性が、国境を超えて多くのファンに愛される理由なのかもしれませんね。
まとめ
一見するとコンプレックスに見えるかもしれない「太い足」や「ガッチリした体」。
でもそれは、坂本花織選手が厳しいトレーニングを重ね、数え切れないほどのジャンプを跳んで作り上げた、世界で戦うための「最強の鎧」であり「翼」だったんですね。
ミラノの大舞台で坂本選手が氷を蹴るたび、その筋肉がどれほどの努力の結晶なのかを想像すると、なんだか胸が熱くなりませんか?
「カッコいい!」と、これからは胸を張って応援したくなりますよね。
引退を発表している2025ー2026年シーズン。
坂本選手の活躍が観れるのもあとわずか、その逞しく美しい背中をみんなで押していきましょう!
きっと、見たことのない景色を私たちに見せてくれるはずです。


