大阪万博のイタリア館は予約なしでもいけるのか、待ち時間や混雑回避のコツをお届けします。
大阪万博公式アプリからも、独自のイタリア館公式アプリからも、予約が殺到し大人気のイタリア館。

予約がとれなくても、イタリア館に入って見ることはできるのでしょうか
大阪万博でも屈指の人気を誇るイタリア館に予約なしでも行けるのか、待ち時間や混雑回避のコツをご紹介します。
大阪万博イタリア館は予約なしでも行ける?
大阪万博のイタリア館には、予約なしでも入場することが可能です。
「大阪・関西万博2025」
— 古代人? (@Kikiki93886931) May 13, 2025
イタリア館。
ファルネーゼ・アトラスを中心に、ティントレットやカラヴァッジョの名作、ダ・ヴィンチの手書手稿。
これだけの傑作を日本で見られる幸せ。
予約なしでも、1時間〜2時間待つだけ。
今回の万博はイタリアが一番ですね。 pic.twitter.com/pPD4MleVgs
予約なしでも入館可能
ただし、並んだ順番に案内されるスタイルなので、ある程度の時間、列に並ぶことを覚悟する必要があります。
混雑時には平日でも3時間以上並ぶケースもあって、特に土日や祝日は待ち時間が長くなっていきます。
イタリア館の人気が日に日に増しているので、これからさらに混みあうことになりそうです。
イタリア館は、だいたい20〜30人ごとのグループに分けて順番に約10分おきに入館していきます。
最終受付が20時30分なので、それまでに予約なし入館者用の列に並ぶ必要があるのでご注意ください。

当日の混雑状況によっては、列が早めに打ち切られるかもしれないので、最終受付より早い19時台には並んでおくほうが無難です。
予約者が優先となるため、混雑時には待機列の進みが非常に遅くなる点には注意が必要です。
SNSやブログなどでは、「予約していなかったけど夕方に並んだら30分ほどで入れた」「平日の午前中は90分ほどの待ちで入場できた」といった声がたくさん上がっています。
9時くらいに西ゲートに到着→9時20分くらいに入場→9時40分くらいにイタリア館並びましたが、1時間半程で入れました
X(旧Twitter) より
また、以前にイタリア館の公式X(旧Twitter)で「予約なしでもお入りいただけます」という投稿がされていたこともありました。
その時には、「午前9時〜21時(最終入場20:30)」まで営業していることもPRされていて、これは予約ができなかった人にもぜひ来てほしいという、イタリア館公式からの意思表示といえるでしょう。
なので、入館予約がとれなかったとあきらめないでください。
中に入ったら、待ったかいがあったと思うくらいの素晴らしい展示に出会えますよ。
ベビーカー利用者は優先レーンあり
ベビーカー利用者には専用の優先レーンが用意されており、通常の待機列とは別にスムーズな案内を受けられます。
ベビーカーの優先レーンは予約不要なので、ベビーカーを使って子どもとイタリア館に行くなら遠慮せずに現地スタッフに声をかけて優先レーンへ案内してもらいましょう。
7月以降の夏季シーズンは猛暑が予想され、屋外での長時間待機は熱中症のリスクが高まります。
日傘・帽子・携帯扇風機・スポーツドリンクなどの暑さ対策を万全にしたうえで、無理のないスケジュールでイタリア館に行くことをおすすめします。
待ち時間はどのくらい?平日・休日・時間帯別の目安
待ち時間がもっとも少ない時間帯は「平日の夕方以降(18時〜19時台)」です。
曜日\時間帯 | 午前 (9:00〜12:00) | 午後 (13:00〜17:00) | 夕方以降 (17:00〜20:30) |
---|---|---|---|
平日 | 約60〜120分待ち | 約60〜180分待ち | 約30〜60分待ち |
土日祝 | 約90〜180分待ち | 約120〜300待ち | 約30〜60分待ち |
平日の夕方以降(18時〜19時台)は他のパビリオンを見終えた来場者の流れが落ち着き、会場内も空き始めます。
そのため、待ち時間がほかの時間帯よりも短くなる傾向にあるんです。

X(旧Twitter)でイタリア館に行った人の投稿を見てみると、夕方組は「30分以内で入れた」という声がいくつもありました。
平日の夕方以降(18時〜19時台)は、混雑が少ない以外にも、夏場でも比較的快適に並べるのが大きなメリットと言えそうです。
一方、土日祝や平日午前・午後の時間帯は、1〜3時間以上の長時間待機が発生しやすく、炎天下では体力的にも厳しい状況になります。
特に小さなお子さん連れや高齢者が予約なしで行くなら、できるだけ混雑のピークを避けた時間帯に列に並ぶのが安全で現実的ですね。
平日午前中
平日の朝9時の開場前には、入場ゲートの時点ですでに多くの人が並んでいます。
とくに予約なしで訪れたい人たちは「早めに並べば少しでも早く入れる」と考えています。
入場ゲートが開いたと同時にイタリア館にすぐ行って並ばずに入るには、入場ゲートに8時台には並んでおく必要がありますね。
開場後は比較的スムーズに進むものの、最低でも1時間〜2時間の待ち時間は見込んでおいたほうが無難です。

夏休み期間中は平日でも子ども連れが増え、さらに混雑する可能性も。暑さ対策をしっかり行って、余裕を持って並ぶのが◎
平日午後
平日の午後(13時〜17時ごろ)は、午前よりも混雑がやや増す時間帯です。
理由は、お昼を済ませた来場者が一斉に動き出すことと、午前の来場者がまだ館内にとどまっているためです。
列の進みは遅くなりがちで、1〜3時間程度の待ち時間が発生するケースが多く見られます。

X(旧Twitter)を見ると、「13時に並び始めて15時半に入れた」「15時台なら1時間で入れた」といった投稿がありました。
とくに夏休み期間はファミリー層が増え、平日でも土日並みに混雑する可能性があります。
午後に訪れるなら、比較的空きやすい15時〜16時台を狙うのがおすすめです。
平日夕方〜夜
SNSの体験談によれば、平日の18時以降は待ち時間が短くなる傾向があります。
「夕方に立ち寄ったら30分で入れた」「19時台はほとんど並ばなかった」という声が多く、比較的スムーズな入場が期待できる時間帯です。
館内の滞在者数も減り始めるため、列の流れが良くなります。

最終入場は20時30分までなので、遅くとも19時台には現地に到着しておきたいところです。
待ち時間は30分〜1時間程度が目安で、19時以降はさらに短くなる可能性もありますよ。
土日祝・午前
土日祝の朝は非常に混雑しやすく、9時の開場前から100人以上の行列ができることもあります。
「9時に着いた時点で1時間以上待ちだった」という声も多く、早い人は入場ゲートに7時台から並んでいるほどです。

確実に午前中に入りたいなら、万博の入場予約を9時にして、入場ゲート8時台には並び始めたほうがよさそうです。
待ち時間は90分〜180分が目安で、朝一での来場でも並ぶことは避けられません。
土日祝・午後
午後(13時〜16時)は来場者がピークを迎える時間帯です。
館内が満員に近い状態で、列の進みが鈍くなる傾向があり、待ち時間は120〜300分を超えるケースも珍しくありません。

子ども連れファミリーやお年寄りの人は、この時間帯を避けるほうがよさそうです。
SNSでは「14時に並んで17時すぎにようやく入れた」という投稿もあり、夏の暑い時期は特に過酷な待機になることが予想されます。
土日祝・17時以降
夕方以降は比較的混雑が落ち着き、20〜60分程度の待ち時間で入れるケースが増えてきます。
館内の滞在者が減るうえ、日中に体力を使い果たした来場者が帰る時間帯に入るため、列も短くなる傾向があります。

「18時に並んで30分で入れた」「19時すぎはすぐ入れた」といったX(旧Twitter)の投稿も多くありました。
土日祝でも狙い目の時間帯といえるでしょう。
ただし、20時30分が最終入場時間なので、遅くとも19時台に到着しておくのが安全です。
予約なしで並ぶときの持ち物や暑さ対策
予約なしでイタリア館に並ぶ場合、最も注意すべきなのが「暑さ対策」と「長時間待機への備え」です。
特にこれからの季節は炎天下での行列が避けられず、何の準備もせずに並ぶのは非常に危険です。

お子さん連れやお年寄り連れの人は、特に事前準備が必要です。
あらかじめ準備したい「持っていくべきもの」や「注意しておくべきポイント」をわかりやすくご紹介します。
暑さ対策グッズリスト
7月〜9月の大阪万博会場は猛暑の上に、会場が海の上という立地上、直射日光の強さがはんぱないです。
特に予約なしで訪れる場合は屋外に並ぶことになるため、熱中症対策は必須です。
イタリア館の列に並ぶときは、日傘や扇風機などをあらかじめ準備したほうがいいです。
オススメの持ち物がこちら▼
- 日傘(直射日光を避ける)
- 携帯扇風機・首掛けファン
- 冷感タオル・アイスリング
- 凍らせたペットボトル
- スポーツドリンク(塩分・水分を同時補給)
- モバイルバッテリー(扇風機やスマホの電源用)
万博公式が日傘推奨しているので、日差しよけで日傘は必須といってもいいでしょう。


大阪万博は並んでいるだけで想像以上に体力を奪われます。
水分をこまめに取り、無理をしないように注意してください。
その他あると安心な持ち物
暑さ対策以外にも、長時間の待機を少しでも快適にするためのアイテムを用意しておくと安心です。
- 折りたたみの小さなイス
- タオル・汗拭きシート(暑さ対策+リフレッシュ)
- 飴・塩分タブレット(熱中症予防)
- レインコート(天候の変化にも備えて)
- 暇つぶし用スマホ+イヤホン
また、体調が悪くなった場合は無理せずスタッフに声をかけましょう。
屋外の列は場所によって日陰の有無や風通しが違ってくるので、並ぶ前に現場の列の様子を確認しておくのもおすすめです。
子ども連れで並ぶときの注意点
小さなお子さんと一緒に並ぶ場合、暑さ対策と「飽き対策」の両方が必要不可欠です。
携帯ファンや冷たい飲み物を常備しておきましょう。
ベビーカー利用者は優先レーンが設けられているので、遠慮せずに現地スタッフに声をかけて優先レーンに案内してもらうことをオススメします。

列に並ぶ前には、先にトイレをすませておくと安心ですよ。
ベビーカー利用以外のお子さま連れの場合は、おやつ・絵本・タブレットなどの暇つぶしアイテムも用意しておくと便利ですね。
トイレの場所をあらかじめ確認し、大人が交代で列を離れられる体制も整えておくと安心です。
高齢者を連れて並ぶときの注意点
ご高齢の方と一緒に並ぶ場合は、夕方以降の比較的涼しい時間帯を選ぶのがもっとも安全です。
直射日光が降り注ぐ暑い時間帯に並ぶのは身体への負担が大きく、熱中症のリスクが非常に高まります。
待ち時間中に無理をしないよう、こまめに体調を確認しながら行動しましょう。
予約なしでスムーズに入る混雑回避のコツ
「予約なしで並ぶしかない…でも、できるだけ短い時間で入りたい」という人のために、少しでもスムーズにイタリア館へ入るための混雑回避のコツをご紹介します。
事前のちょっとした工夫やタイミングの選び方次第で、待ち時間をグッと短縮できた実例も多数あります。
現地の混雑傾向をもとに、行く時間や順番の工夫、SNSなどを活用したリアルタイム情報のチェック方法など、「予約なしでも効率よく入館する」ための知恵をまとめました。
西ゲートからアクセスする
イタリア館へ行くなら、西ゲートからの入場がおすすめです。
というのも、イタリア館は西ゲートから比較的すぐの「セービングゾーン」内に位置しており、入場後スムーズにアクセスできるルートとなっているからです。
混雑を避けたい方や、体力に不安のある方にも嬉しい導線で、移動距離が短く済むのがポイントです。
混雑が落ち着き始める時間帯に動く
もっとも有効な混雑回避のコツは、混雑のピークを避けた時間帯を狙うことです。
特におすすめなのが、平日・土日ともに18時以降の時間帯。

SNSでも「この時間なら30分程度で入れた」「並んでる人がぐっと減っていた」という声をたくさん見つけました。
イタリア館の最終入場は20時30分ですが、19時台に到着しているとより確実です。
待機列の足きりにも合いにくく、暑さもやわらぐため体力的な負担も軽減できます。
イベントの時間を逆手に取る
万博会場内では、特定の時間帯にパレードや人気ステージイベントが行われます。
その時間に多くの人が移動するため、一時的にイタリア館の列が短くなる傾向があります。
たとえば、「アオと夜の虹のパレード」などの人気コンテンツの時間帯にあえてイタリア館へ向かうと、他の来場者がそちらに流れて列が空くチャンスが生まれることも。
事前に公式スケジュールを確認し、混雑の波を避けて行動するのも混雑回避のコツです。
SNSで口コミをこまめにチェック
X(旧Twitter)などのSNSでは、「今イタリア館に並んでるけど◯分待ち」などのリアルタイム情報が頻繁に投稿されています。
「イタリア館 待ち時間」「万博 イタリア館 並んでる」などのキーワードで検索して、最新の状況を把握しましょう。

X(旧Twitter)以外にも、Instagramで「#大阪万博」と検索すると情報が出てくることもありますよ。
混雑状況は日によって大きく変動するため、その日の動きを知る手段としてSNSは非常に有効です。
雨の日はチャンス
天気が悪い日は、来場者数そのものが減少傾向にあります。
特に夕方〜夜にかけて雨が降ってきた場合、屋外で並ぶことを敬遠する人が多くなるため、予約なしでも入りやすくなることがあります。
SNSでは「雨の日だったからか、待ち時間30分で入れた」「傘とレインコート持参で挑んだら意外と空いてた」といった投稿も見られ、天候の悪化が逆に空き時間を生むケースも。
もちろん雨天時の待機は装備と覚悟が必要ですが、「少しの不便を受け入れてでも確実に入りたい」方にとっては、あえての「雨狙い」という作戦もアリです。
当日対応の予約裏ワザ
イタリア館には、イタリア館独自の公式アプリと大阪万博の公式アプリという2つの予約経路がありますが、どちらも予約枠が限られており、「予約できなかった」という声があとを絶ちません。
そんな予約大激戦の中、SNSでは「予約できた」という報告もあり、実際に当日に特定ルートからのアクセスで予約に成功した人が何人もいます。
入場即アメリカ館でイタリア館の当日予約してからのフィリピン館、イタリア館! pic.twitter.com/m7kTF9JWG9
— きんぴら (@kinpira78) May 15, 2025
予約が取れなかった場合でも、並べば入れる「当日入場枠」が用意されているの諦める必要はありませんが、どうしても並ばずに確実に入りたい方には、事前に予約の裏ワザをチェックしておくのも手ですよ。
モチベは高くないので事前予約しないで来てみた。当日予約で幸運にもイタリア館が取れたので楽しみにしておく。
— T. Ishi (@reform_master) May 12, 2025
まとめ
大阪万博のイタリア館は、予約がなくても入場が可能です。
ただし、予約なしの場合は専用の待機列に並ぶ必要があり、時間帯や曜日によっては最大で5時間以上の待ち時間が発生することもあります。
中でも平日の夕方以降は比較的空いており、スムーズに入れる傾向があります。
長時間の屋外待機を想定して、日傘や冷感グッズなどの暑さ対策グッズの準備は必須です。
ベビーカー利用の小さなお子さん連れの人は、ベビーカー優先レーンをぜひ活用してください。
パビリオンの混雑を避けるためには、SNSでのリアルタイムで情報収集すると役立ちますよ。
「アオと夜の虹のパレード」などの人気イベントの時間帯はパビリオンの列が少なる傾向にあるので、イベントの時間を逆手に取って列に並ぶのも手です。
ちょっとした準備と工夫で、予約なしでもイタリア館をしっかり楽しむことができるので、ぜひ一度足を運んでみてください。
待つだけの価値は十分にありますよ!