新党「チームみらい」の党首・安野貴博さんの妻である、黒岩里奈さんの経歴や学歴をご紹介していきます。
2025年の参議院選挙で現れた新党「チームみらい」の党首・安野貴博さんの妻である黒岩里奈さんが高学歴の超エリートと話題です。

さらに「応援演説がうますぎる」と話題で、どんな経歴の持ち主なのか注目が集まっています。
安野貴博の妻・黒岩里奈さんのこれまでの経歴や学歴に職業から、夫の安野貴博さんとの馴れ初めまで深掘りしていきます。
安野貴博の妻の経歴や職業は?
安野貴博さんを支える妻・黒岩里奈さんは、東大卒の超エリートであり、文藝春秋で数々の話題作を担当する敏腕編集者です。
夫の安野貴博さんの選挙を応援する姿もSNS上では注目の的に。
ここでは、黒岩里奈さんの基本プロフィールと、出版社での華やかな経歴について詳しく見ていきます。
名前・年齢・基本プロフィール
名前 | 黒岩里奈(くろいわりな) |
生年 | 1990年(安野さんと同い年) |
年齢 | 35歳(2025年現在) |
職業 | 小説編集者(文藝春秋社勤務) |
出身 | 東京都 |
趣味 | ハロプロ好き、藤本美貴の大ファン、本好き |
Xアカウント | @rinakuro |
黒岩里奈さんは一般人ですが、2024年の東京都知事選で夫を支える姿や、応援演説動画がXでバズったことで大きな注目を集めました。
演説では「素人離れした落ち着き」「出版社勤務ならではの言葉選びの巧みさ」が話題に。
さらに、 夫の安野貴博さんが東京都知事選挙に立候補を決めたのは里奈さんの一言からだった、という経緯から「夫を都知事選出馬に導いたキーパーソン」 としてもメディアで紹介されています。
職業は文藝春秋社の敏腕編集者!担当作家もすごい?
黒岩里奈さんは、文藝春秋社の小説編集者として活躍中です。
編集者としての経歴をまとめると
- 出版社歴
- KADOKAWA社で編集経験を積んだ後、2020年に文藝春秋社へ転職
- 現在の役職
- 文芸書編集部のメンバー
- 担当作家・作品
- 住野よる『青くて痛くて脆い』
- 藤田真央『指先から旅をする』
- 麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』
- 宮島未奈『婚活マエストロ』
特に『婚活マエストロ』は黒岩さんが「働く女性の背中を押す本」としてYouTube動画「働く女性の背中を押す本。AIエンジニア安野貴博のパートナーで編集者の黒岩里奈がオススメする書籍を一挙紹介/ Lunch Break」で熱く語り紹介され注目されました。
黒岩さんは単なる裏方ではなく、書籍の魅力を自ら語る発信者でもあります。
まさに 「言葉を武器にする女性」 と言えるでしょう。
応援演説がうまいのはなぜ?
2024年の東京都知事選で話題になったのが、黒岩里奈さんの応援演説です。
「素人とは思えない!」とX(旧Twitter)でバズり、動画は拡散されました。
演説上手と評判(安野氏曰く「謎のプロ感」)の安野さんの妻のりなさん。
— yukio (@snowdance87) July 5, 2024
(いやマジで区議ですとか言われたら信じる…)
噂の演説が生で聞けるチャンスは明日だけ!#安野たかひろを都知事に pic.twitter.com/3BdlwGSfT4
その背景には、大学時代の経験があります。
黒岩さんは高校時代には英語劇部、大学時代には婚活パーティーの司会アルバイトをしており、人前で話すスキルや場を盛り上げる力はそこで磨かれたと言っていいでしょう。
さらに、編集者としての豊富な語彙と構成力も加わり、自然と人の心に届く言葉を発せられるのです。
東京都知事選の時には練習は前日だけだったにもかかわらず、冷静な視線や間の取り方、ストーリー性ある話し方で多くの人を惹きつけたのは、経験と感性が融合した結果といえるでしょう。
安野貴博の妻は学歴エリートで偏差値71は本当?
黒岩里奈さんは、幼少期から一流の学びを積み重ねてきた人物です。
中学・高校時代は日本有数の進学校・桜蔭学園で学び、東京大学に現役合格。
その後も、経済学を志して文科二類に入学しながら、工学部への進学、さらには文学部への転部という異色の経歴を歩みました。
興味をとことん追求する姿勢と決断力は、現在の編集者としての活躍にも直結しています。
出身中学・高校はどこ?
黒岩里奈さんは、日本屈指の進学校である 桜蔭中学校・高等学校の卒業生です。
- 所在地:東京都文京区本郷
- 教育体制:高校からの募集を行わない 完全中高一貫校
- 偏差値:71(四谷大塚ドットコムより)
- 特徴:医学系を目指す生徒も多い。品性と学識を備えた人間形成を教育の理念としている。
桜蔭時代の黒岩さんは、学業だけでなく英語劇部に所属しており、英語力や表現力を磨きました。
この経験が黒岩さんのスピーチ力を養ったと言っていいでしょう。
大学時代の専攻や活動は?
黒岩里奈さんは、東京大学に現役合格。
しかし、その後の進路は「異色」ともいえる道をだどっています。
- 入学時:文科二類(経済学部進学が多いコース)
- その後の経歴:
- 夫・安野貴博さんと同じ工学部に進む(理系へ)
- 2010年ノーベル文学賞作家 マリオ・バルガス=リョサの来日講演に感銘
- 文学部に転部(学年を1つ下げるリスクを受け入れる決断)
- 最終的に卒業:東京大学文学部(在学5年)
この異色の進路には、黒岩さんの「自分の興味をとことん追求する意志」が表れています。
特に、転部には 学年を落とすという大きなリスク がありましたが、それでも挑戦したのは、文学への情熱が勝ったからと言えます。
この経験は、編集者としてのキャリアに直結し、現在では文藝春秋社で人気作家の担当編集者 として活躍しています。
安野貴博と妻の出会いから結婚まで
安野貴博さんと黒岩里奈さんの関係は、大学時代の出会いから始まりました。
安野貴博さんが黒岩さんに惹かれ、ユニークな価値観を共有しながら結婚に至った2人。
さらに結婚後も、互いのキャリアを尊重しながらパートナーシップを築いています。
出会い・馴れ初めはどこ?
安野貴博さんと黒岩里奈さんの出会いは、東京大学時代にさかのぼります。
最初に知り合ったのは大学1年生の頃、友人の紹介を通じてお互いを認識しましたが、本格的に関わるようになったのは3年生のときです。
当時、安野さんは授業のフィールドワークで「極端な人」を取材する課題に取り組んでおり、その対象として黒岩さんを選びました。
黒岩さんは、Windowsに搭載されていたゲーム「マインスイーパー」の世界記録保持者という異色の存在。
さらに、ゲームのために家電量販店でマウスを「試打」するという里奈さんのユニークなエピソードに、安野さんが強く惹かれ、そこから親しくなったといいます。
交際に発展したきっかけは、安野貴博さんからの告白。ですが、あまりに間の悪いタイミングだったため里奈さんは戸惑ったと当時を振り返って語っています。
卒業後に連絡を取り合って付き合うことになった時、告白された場所が新宿のカラオケ館で、しかも、『渇き。』っていう人間不信になるようなグロい映画を観た後だったので、いろんな意味で「今ここ?」とはなりました。
文春オンライン 東大→24歳で結婚→33歳で都知事選出馬 安野貴博と編集者のパートナーの形「結婚のKPIを設定し毎週シグナルを測っていた」 より
結婚の決め手やプロポーズのエピソード
安野貴博さんと黒岩里奈さんが結婚したのは24歳。
プロポーズは指輪ではなくMacBookを“パカッ”と開き、「結婚提案書」をプレゼンするという、まさに安野さんらしいユニークなスタイルでした。
提案書には「変化に対応し続ける」という言葉のみ。
黒岩さんは共感しながらも、期待していたプロポーズとは違ったとインタビューで明かしています。
「私の望む“パカッ”はそれじゃない!」と言って、ベタなプロポーズを仕切り直してもらいました。
文春オンライン 東大→24歳で結婚→33歳で都知事選出馬 安野貴博と編集者のパートナーの形「結婚のKPIを設定し毎週シグナルを測っていた」 より
その後、安野さんはプロポーズをやり直し、黒岩さんと正式に結婚しました。
このやり取りからも、二人がユーモアと柔軟性で価値観をすり合わせてきたことがうかがえます。
さらに、結婚生活でも二人は型にとらわれないルールを導入。
- 家事は「一切しない」という意味で折半
→ 2週に1回のハウスクリーニングを利用 - 食事は各自で用意するスタイル
→ 「今日ご飯どうする?」の確認を不要に
さらに黒岩さんはXで「幼い頃からだらしない子で悩んでいた」と明かしていますが、安野さんは「ニューロダイバーシティ」という考え方を伝え、便利グッズで対応策を一緒に考えてくれたとのこと。
この姿勢に「今でも感謝している」と語っています。
小さい時から「だらしない子」すぎて長年真剣に悩んでいた(もちろん病院にも行った)。
— りなくろ(黒岩里奈)/参議院選・比例は「安野たかひろ」に! (@rinakuro) July 7, 2025
結婚した時、安野が「ニューロダイバーシティ」という考え方を教えてくれて、
それは脳や神経の特性だから、シンプルに対応を一緒に考えよう、便利グッズは色々あるよと言ってくれたことは今でも感謝している。
安野貴博と黒岩里奈は法律婚?それとも事実婚?
安野貴博さんと黒岩里奈さんは結婚にあたって「法律婚を選んだ」ことが文春オンライのンインタビュー末文で明かされています。
●自律的な2人が当時法律婚を選んだ理由や、31歳の結婚生活の危機の対処方法、夫の健康や身だしなみのケアを求められる政治家の妻像への考え、そしてデジタル民主主義の実現に向けてなど、対談の全文は『週刊文春WOMAN2024秋号』でお読みいただけます。
文春オンライン 東大→24歳で結婚→33歳で都知事選出馬 安野貴博と編集者のパートナーの形「結婚のKPIを設定し毎週シグナルを測っていた」 より
里奈さんはメディア登場時に「黒岩」の姓を使用しており、戸籍上の苗字は「安野」ということですね。

編集者としてのキャリアや知名度を維持するため、ビジネスネームとして旧姓を使っていると考えられますね。
また、安野さんが党首を務める新党「チームみらい」は、選択的夫婦別姓に賛成の立場を示しつつも、慎重な議論と多様な意見の集約を求めています。
この背景からも、夫婦別姓を意識してメディアで「黒岩」を使用しているかは不透明ですが、柔軟な価値観を持っていることは間違いないでしょう。
子供はいるの?
現在、安野貴博さんと黒岩里奈さんの間に子供はいません。
公の場で「子供を持たない選択をしている」かどうかについて、本人たちからの具体的な発言は確認できませんでした。

安野さんは政治活動、黒岩さんは編集者としての仕事と、多忙な日々を送っています。
そのため、ライフスタイルや価値観として「今は仕事や挑戦を優先している」可能性も考えられますね。
いずれにしても、二人の関係は子供の有無にかかわらず、深い信頼と尊重で成り立っていることがうかがえます。
安野貴博が語る妻の「素顔」とは?
安野さんは、「自分のやりたいことを明確に持ち、自律している人に惹かれる」と語っています。
黒岩さんはまさにその象徴で、「文芸というフィールドで良い作品を生み出したい」という信念を持っていると、夫の安野さんの目には魅力的に映っています。
自分のやりたいことが明確にある、自律した方に惹かれます。里奈は、「文芸というフィールドで良い作品を生み出したい」という話をずっとしてるんですよね。自分を持っている方だなと思って、いいなと思いました。
文春オンライン 東大→24歳で結婚→33歳で都知事選出馬 安野貴博と編集者のパートナーの形「結婚のKPIを設定し毎週シグナルを測っていた」 より
さらに黒岩さんは家事や料理が苦手という一面もあります。
ですが、安野さんは家事代行を入れたり食事は各々で用意する、という取り決めを受け入れ、里奈さんに無理に苦手を克服させようとはしていません。
それよりも大切なのは、お互いの「成長」や「変化へ対応する柔軟さ」と言えます。
こうした価値観こそが、安野さんと黒岩さんの関係を強固にしている最大の要因といえるでしょう。
まとめ:安野貴博の妻は経歴も学歴も超優秀!理想のパートナーだった
安野貴博さんの妻・黒岩里奈さんは、高い知性と柔軟な価値観を持つ、まさに理想のパートナーです。
- 経歴:桜蔭中学校・高等学校から東京大学へ進学。文学部を卒業後、KADOKAWAを経て文藝春秋で敏腕編集者として活躍。担当作家も多数。
- 性格と価値観:自立心が強く、「驚かせてほしい」という好奇心旺盛なタイプ。
- 結婚エピソード:プロポーズは安野さんからでMacBookで「結婚提案書」をプレゼン。その後、黒岩さんのリクエストで「指輪パカッ」なベタなプロポーズをやり直す柔軟さも。
- 家庭の工夫:家事は「一切しない」という意味で折半、2週に1回ハウスクリーニング利用など、合理的な仕組みを採用。
- 夫婦の関係性:お互いの個性を尊重し合い、「ニューロダイバーシティ」を前提に支え合う姿勢が印象的。
知性と愛情を兼ね備えた黒岩さんの存在は、安野貴博さんの挑戦を後押しする大きな原動力になっているといえるでしょう。